巻き爪って痛いし、見栄えも悪いし、どうにかならないの??
って感じですよね。
年間を通して巻き爪の患者さんはよく来院されます。
軽度の人から重症な方まで様々ですが、
皆さん歩くのに支障が出てしまい困っているようです。
さて、そんな巻き爪、どうしたら良いのでしょうか!!
巻き爪とは??
巻き爪とは、爪の両端の先端部が、大きく内側に曲がってしまった状態の爪のことです。
爪が周りの皮膚に食い込む状態を専門用語で「陥入爪(かんにゅうそう)」と言います。
巻き爪、陥入爪は先天的なものもありますが、外的刺激などで引き起こされることも多いです。
症状は??
巻き爪だけであればそれほど困ることはありませんが、
陥入爪になってしまうと皮膚に爪が食い込んでしまうので色々問題ありです!!
爪が皮膚に食い込んだ部分に炎症を起こして激しい痛みを引き起こすようになります。
爪が食い込んだ部分にじくじくしたできものの「肉芽腫(にくげしゅ)」ができ、
さらに完治が難しくなってきます。
陥入爪になると痛みによって歩くことが難しくなり、
長期間放置していると爪が食い込んだ部分に細菌感染を起こしてしまいます。
感染により骨髄炎(骨に細菌感染を起こした状態)を伴って骨が破壊されることもあります。
抗菌薬の投与で改善されれば良いですが、
感染した骨を除去するために手術が必要になってくることもあります。
また、強い痛みから逃れるために足をかばおうとして
正常とは違った歩き方をしてしまうために、足首や腰などにも負担がかかり、
捻挫や膝痛、腰痛の原因にな場合もあるのです。
ただの陥入爪が全身を巻き込んでトラブルを引き起こしてしまうのですね( ;∀;)
原因は・・?
足の爪というの真下から正しく力が加わっていないと巻いてしまう傾向にあります。ですから寝たきりの方などは爪が巻いてしまうことが多いのです。
また、扁平足や外反母趾などの方は親ゆびが捻れてしまっているので、
正常な荷重がかからず、爪が巻いてしまいます。
趾への荷重が不均一である場合、たとえ爪が巻かないとしても
皮膚と脂肪がよじれてしまいます。
すると、陥入爪の原理で爪が皮膚にささるのではなく、
よじれた足の脂肪が爪に向かって食い込んでいくようになります。
足の負荷と爪、皮膚(脂肪)の関係とは正しくないとお互いに悪影響を与えてしまうのです、、。
他には爪の幅が広いという方も陥入爪のリスクが高くなります。
・浮き指の人
・年齢問わず寝たきりの人
・外反母趾・扁平足・強剛母趾などの指が変形している場合
・幅広の爪
・爪が薄い人(特に子供に多い)
・爪の切りすぎ
だいたいこのような条件が挙げられるますが、要因は人それぞれです。
治療法
巻き爪(陥入爪)の治療法には、「保存療法」と「手術療法」の2種類があります。
②手術療法には「部分抜爪」、「フェノール法」、「爪郭部切除術」という方法があります。
どの治療法が一番良いのかは、医師と相談して決めていきます。
自宅でも簡単にできる方法を紹介します。
爪の長さ
爪は短く切りましょう!!って昔からよく言われますよね。
確かに、衛生面でも安全面でもある程度爪を短くしておくことは大切です。
ですが、切りすぎていませんか??
爪の先の白いところが見えないほど切っていないでしょうか?
爪を短くすると言っても、やりすぎ(深爪)は禁物です。
むしろ巻き爪、陥入爪の方は爪を長く伸ばしてください。
爪の端が指の外に出るまで伸ばすことがとても重要なことです。
伸ばしている経過で痛くなって切ってしまう方が多いのですが、、、
とにかく伸ばす努力をしてください。
テープで固定
これも自宅で簡単に出来ます。
軽度の巻き爪であれば、テーピング法を行います。
巻き爪を起こした指の皮膚をテープで引っ張り、爪の食い込みを阻止します。
テープだけ購入し、手技だけ覚えれば簡単に出来ます。
巻き爪、陥入爪は適切に処置すれば治ります。
放っておかないでなるべく早く受診して良い治療方法を見つけてください★
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