美肌診療所

【医師が解説】今大人気のHIFU(ハイフ)とは??たるみに効果?

初めまして。都内で医師をしています。

最近若い女性を中心に大人気の施術があります。
そう、「HIFU」ハイフです。

皮膚のたるみなど気にしている方はもしかしたらご存知かもしれませんね!

今日はHIFUについて解説していきたいと思います。

HIFU(ハイフ)とは?

ハイフとはリフトアップを目的とした施術です。
ハイフが美容業界で一般的になる前までは、たるみの治療は外科的に行う物がほとんどでした。

外科的処置ですと、侵襲は大きいですし、感染の原因などにもつながります。

なかなかそんな侵襲の大きい施術を受けるのにも決心がつかず諦めてしまう方もいらっしゃったと思います。

ハイフが世に出てきたことによって、メスを使用せずにたるみの治療ができる様になりました!!

メスは使用していないのでダウンタイムもほとんどなく、長く見ても1時間以内には終了する施術です。
もちろん施術終了後すぐにメイクすることもできますので、電車などの帰り道も安心ですね。

ちなみに機械の進歩もあり、最近のハイフの機械では大きな頬以外にも小さな部位(目元、眉下など)細かな場所や
カーブのある部位にも使用できる場合があります。

一部ではなく顔全体をリフトアップすることができますね🎵

年齢と共に皮膚は垂れ下ります。
そんな悩みをダウンタイムなく解決してくれるのがこのハイフなのです。

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ハイフの効果・特徴は??


今までの様にメスを使用するのであれば何となく想像つくと思いますが、
なぜハイフはメスを使用せずにたるみを改善できるか疑問に思いませんか??

ハイフの機械では高密度の超音波エネルギーを使用するからなのです。

HIFU(ハイフ)を正しく書くと、High lntensity Focused Ultrasound
高密度焦点式超音波の略なのです。

名前の通り、肌に当てた照射機から約65〜70度の熱を点状にたるみの原因となっている皮膚に照射します。

そうすることで特定の1点だけに高いエネルギーを与えるのでこの熱の作用によってコラーゲンが縮みます。

ですがこの熱にとって縮んだコラーゲンを修復しようとしてコラーゲンが増殖していくため
たるみを改善して美しいお肌にしてくれるのです。

そしてハイフの特徴として、肌の上の方にある真皮層だけでなく、肌の奥の方にある
筋膜層まで高密度の熱を与えることができます。

肌の表面だけのたるみ意外にも、奥の方からたるんでいる肌にも使用できますね。

施術をしてコラーゲンが縮んだ状態でも効果はありますが、
このコラーゲンの増殖によってさらに美しい肌が期待できます。

大体、2〜6ヶ月ほど経つと効果が出てきます。 さらに1度の施術で6ヶ月以上その効果続いてくれるので嬉しいところですね。

是非気になる方は、ハイフを行っているクリニックを見つけてみてはいかがでしょうか??