美肌診療所

雀卵斑?聞きなれないシミ

タイトルにも書きましたが、皆さんこの漢字読めますか?

雀卵斑=じゃくらんはん と読みます!

変な名前ですね~。どうやら由来は文字通り雀の卵の模様に形・色が似ていることからつけられたようです🐓

おそらく初めて耳にする言葉だと思いますが、実はこれ、
一般的に言う「そばかす」のことなのです。

「そばかす」と聞くとかわいらしいイメージがありますが、シミには違いありません(;^ω^)

前回解説した肝斑のようにこれといった特徴がなく、素人判断ではなかなか難しかもしれません…
以前書いた肝斑、老人性色素斑と似ているので、間違えやすい疾患と言えるでしょう。

雀卵斑の特徴

・色白な人にできやすい傾向
・紫外線の多い夏には斑点の色が濃くなる
・鼻、頬に薄茶色の小さな斑点ができる(腕や肩にできる場合もある)
・大きさは数ミリ程度で、数はたくさん出来る

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原因は??

紫外線遺伝的な要因が大きく、両親の片方にでもそばかすがある場合は、幼少期からできてくることが多いです!
早くて3歳くらいからでき始めてしまう子も居ます。

他のシミとの区別として幼少期からできた、家族にそばかすのある人がいるというのがポイントになります。

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治療法


トレンチノン+ハイドロキノン外用
レーザー治療

予防法としては…

そばかすは遺伝が原因なので完全に予防するということはなかなか難しいのですが
濃くしないためにも紫外線を浴びないことが大切です。

シミは全般的に紫外線に関係していることが多いのでとにかく日焼け止めクリームは一年中必須と言っても過言ではないでしょう!

ちなみに朗報です★
そばかすは思春期に一番濃くなりますが、それ以降はだんだん薄くなる傾向があります!(個人差はあますが)

どうしても気になる方は治療すべきですが、年と共に消えていく可能性を待つのもありかもしれませんね(^^ゞ

私自身は子供の雀卵斑はチャームポイントであると考えています。

子供が治療を必要としているのか、親のエゴで治療をするのかきちんと判断するのが大事です。

最後に、、

次回もシミについて更新していきます!
シミって色々な種類がありますね…
大人になってもみんなが赤ちゃんのような肌だったらいいのに…と子供たちを見ながらいつも思います(*´`)