前回に引き続きニキビについてお話します!
今日はニキビの治療方法についてです★
ニキビって一発で確実に効果のある特効薬がありませんよね?
きっとニキビで悩んでいる方は誰か100%即効果のある薬を発明して!
って思っている方も少なくないと思います😢
ニキビの治療薬はここ数年で格段に変わってきました!
(海外に比べると日本のニキビ治療は遅れていると言われていますが……)
基本的に使用される薬についてお伝えしたいと思います★
☆ざ瘡桿菌(ざそうかんきん)
皮膚科学会ガイドラインより
「毛包を中心とする皮膚に常在する好脂性。通性嫌菌で、面皰内で増殖した場合に起因菌となる。
近年、抗菌薬の長期使用による薬剤耐性の出現が懸念されており、抗菌薬の長期連用を回避することが大事。」
外用薬の一覧
主にべピオ(BPO) |
ディフェリン(アダパレン) |
外用抗菌薬(ダラシン、アクアチム、ゼビアックス)←抗菌薬の連続投与は防いだ方がよい |
【炎症を伴うニキビの場合の処方】
- べピオ+ダラシン(=デュアック)
- べピオ単体
- ディフェリン単剤
- ディフェリン+外用抗菌薬
- 外用抗菌薬単体
【膿があるニキビの場合の処方】
- 抗生剤内服(ビブラマイシン、ミノサイクリン、ルリッド)
【ニキビの維持期の処方】
- ディフェリン単剤
- べピオ単剤
- ディフェリン+べピオ(=エピデュオ)
もし、今ニキビで悩んでいて皮膚科に通っているとします。
主治医の先生があなたのニキビに対してどんな処方をしていますか??
ニキビも十人十色です。
ちゃんと自分にあった薬でないと最大の効果はでません!!
より早期に治す、そしてきれいな肌を維持するためにも参考にしてみてください★
次回はニキビの外用薬について上記の内容を踏まえて超簡単にまとめます(^ω^)