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鼻や頬(ほほ)などを中心に生じる赤み……

これってなんだろう?なんでずっと治らないんだろう。

って思っている方はいらっしゃいませんか?

これは「酒さ性挫創」(しゅさせいざそう)と言って、

一般的には「赤ら顔」ともよく呼ばれます。

酒さ(しゅさ)とは……??

酒さは基本的には原因不明の病気です。

寒暖差や長時間日光にあたっていてい熱がこもる、アルコール、カフェイン摂取、
またはは精神的ストレスにより誘発されます。

これらの原因によって一時的の赤みが初発症状ですが、
次第にこの赤みは持続性となり、腫脹や毛細血管の拡張を伴ってきます。

 

酒さの赤み部分に触れると熱感を感じます。
さらに持続性の赤みの内部にニキビに似たぶつぶつ(丘疹、膿疱)が多数できることもあります(>_<)

 

酒さの知名度はそれほど高くないと思いますが、
実は子供から高齢者まで幅広くたくさんの患者さんがいらっしゃいます!

 

そして厄介なことにほとんどの方が湿疹やアトピー性皮膚炎
あるいはニキビと合併している場合が多いので認知されにくい、治りづらいというのが特徴です。

または症状が軽度で気づいていない方もたくさんいらっしゃいます。

顔の乾燥、ほてりがある場合はほとんどは酒さが原因だと思って良いでしょう。

 なぜ酒さで乾燥が引き起こされるかと言うと
酒さによる顔の赤みは熱をもっているため、顔の皮膚の水分が蒸発してしまい、皮膚が乾燥します。

これをただの乾燥だと思い、保湿剤を塗るとさらに熱がこもり、さらに顔の乾燥が悪化します!!

ですから、乾燥=保湿とすぐには考えないで、ほてり・赤みのある乾燥は酒さを疑い
治療をしっかりしましょう(^o^)/

【予防】

香辛料の効いた食品、アルコール、カフェイン飲料などの
血管を拡張させるような食品摂取を避けるようにしてください。

また、日光に長時間あたらないようにし、日傘の使用などを心がける、
熱い風呂、熱い飲み物を避けましょう!

これは難しいですが……精神的ストレスも避けられるよ良いですね★

【治療】

酒さの治療としてはテトラサイクリン系の抗生物質の内服やメトロニダゾールの内服が挙げられますが、
ニキビ様のぶつぶつに有効な薬剤であり、赤み自体への効果は劣ります。

酒さの原因は分かっていないと言いましたが、皮脂腺が異常に増殖することで、そこに栄養を運ぶために
周囲の毛細血管も増殖させることで赤みを持つ皮膚になるとも言われています。

また、寄生虫の「デモデックス」というニキビダニが原因であるとも言われています。

そこでオススメなのが、「ロゼックス」という外用薬があります!
嫌気性菌や寄生虫、にきびダニを減らす抗菌作用
また、抗炎症作用、免疫抑制作用などもあります。

このロゼックスゲルが効果を発揮するのです。

しかし、この薬、酒さに対して日本では保険適用外なのです( ゚Д゚)
自費で4000~5000円もするので決して安くはないですよね。

そこで海外からの輸入ネット通販されている方もたくさんいらっしゃいます★
酒さと診断を受けたら、ネットで購入するのもありだと思います。

ネット通販だと3000円くらいで購入できますよ♪

たいていはしっかり効果が現れます。

購入できるサイトを掲載しておきますので(👇画像クリック)、よかったら購入を検討してみるものありですね(*^-^*)

ちなみに湿疹やアトピー性皮膚炎の患者さんでステロイドを長期間外用していると酒さ様皮膚炎(ステロイド性酒さ)

になる人がいます。

同じ様に顔が赤く腫れてしまうのですが、厳密には発生機序が異なるので治療も変わってきます。しっかりと専門医に見てもらって診断をつけてもらいましょう。

上記でも治らないような赤み(血管拡張)はレーザーを行う事もできます。

 



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