ニキビで悩む方が一度は処方されたことがあるのではないでしょうか?
2008年より販売開始となった
「ディフェリンゲル」
かれこれ10年ほど経ちますが、今でも多くのニキビ治療で処方されていますね!
●ディフェリンゲル
主にピーリング作用がメインの外用薬です!
表皮の角化細胞の分化を抑えることによって、毛穴の詰まりを防ぎ、面ぽうの形成を抑制します。
☞白ニキビ、黒ニキビ 赤ニキビに効果あり
毛穴の詰まりを取って白ニキビを防ぎ、赤ニキビへの移行を抑えます。
ディフェリンゲルも前回解説しました過酸化ベンゾイル(べビオゲル)と似た副作用があります……
刺激感、乾燥、赤みなどはピーリングをしていく上で仕方のないことだと思います。
ですが最初の1か月くらいの間に慣れてしまうので、最初さえ乗り越えれば続けやすい薬です!
過酸化ベンゾイルは含まれている成分「アダパレン」により接触性皮膚炎を起こす可能性があるため体質次第では
本当に合わない可能性もあります。(頻度はそれほど多くはありませんが……)
それに比べてディフェリンゲルはただのピーリング作用なので、いつまでも副作用が継続してしまうこともないのです☆
ディフェリンゲルは1日1回患部とその周囲に薄くのばして塗ります。
ゲル状なので伸びはいいですし、その後のべたつきもありません(*^-^*)
絶対ダメなことは
粘膜に塗ること、
日焼けをすること、
そして妊娠中、授乳中の女性は一応禁忌です。
ビタミンAが含まれていて、ビタミンAは奇形児の報告例もあります。
妊娠に気づかずちょっと使用してしまったって方もいるかもしれませんが、皮膚からの吸収はほどんどないのでそれほど気にすることはないと思います。
とにかくピーリング作用が強いので必ず日焼け対策をしてほしいですね!!
それと保湿!!
ヒルドイド(ヘパリン類似物質)という処方薬が皮膚科の保湿剤の中で一番使われています★
ニキビの外用薬についてもブログ内で書いているので参考にしてください★
ニキビ治療はここ10年で大きく変わってきました!(^^)!
ご自身に合った治療薬がみつかりますように☆