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デュピクセント
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アトピー性皮膚炎で悩んでいる人は
赤ちゃんから大人まで男女問わず沢山居ますね。

未だに一発で効く特効薬がないので、
みなさん長期間にわたって皮膚科へ通っていると思います。

人に見られたくない、人と会いたくない、
痒くて何にも集中できない、
化粧がでいない……

人それぞれ本当に辛い悩みを抱えていると思います。

そんな方々に最新の治療も含めてお伝えしていきたいと思います!!

アトピー性皮膚炎とは??

クリニック

慢性的な皮膚炎で痒みを伴うものです。

皮膚の異常(乾燥とバリア機能異常)があり、
その弱った皮膚へ様々な刺激やアレルギー反応が加わって生じます。

慢性的とは言うものの、適切な治療を継続することで
治ったと同様の状態になることが多いです★

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治療方法は??

ステロイド

アトピー性皮膚炎の治療はひとつではなく
さまざまな方法があります。

完治はしないので治療というより
正確には「対処療法」って感じですかね。

完治はなかなか難しいことですが、
症状が出現しない、または症状が軽く、日常生活に支障がないこと。
薬物療法を過度に必要としないで生活できること。
急激に症状が悪化することはあまりなく、悪化してもすぐ元に戻る。

このような考え方(治療目標)を持って皮膚科医は
治療を考えていきます。

①ステロイド外用薬

皮膚の炎症を確実に抑えることができる薬です。

強さのランクも5段階に分かれており、
個々の症状に合わせて医師が選択していきます。

ステロイドについて書いた記事があるので参考にしてみてください★

⬇️市販で購入できるステロイドも紹介しておきますが、アトピーの方は医師の指示の元、適切な強さのステロイドを使用することをおすすめします。

②非ステロイド系消炎外用薬

炎症を抑えるのには向いていません。
ほとんど効果がないと言ってもいいでしょう。

ステロイドを嫌がる親が多く、小児科の医師が非ステロイド系消炎外用薬をよく処方しますが、
できたらやめた方が良いです(^ ^;)

かぶれてしまう人も多いのであまりアトピー性皮膚炎では使用されないです。

③プロトピック軟膏

アトピー性皮膚炎の外用薬では一番新しい薬です。
1999年に登場しました。

プロトピック軟膏には0.1%成人用(16歳以上を対象)と0.03%小児用(2~15歳を対象)の2種類があります。

塗り始めて数日間は、ほとんどの方が刺激感や灼熱感(火照った感じ)を訴えて、
うまく使用できない人もいますが、症状が軽快すると共に刺激感も消えていきます。

一番顔に使用することが多いですが、その他の部位にも使えます。

ただし、本剤の薬効はステロイド外用薬のストロングクラス(上から3番目の強さ)と同じなので、
重症の患者さんには効果がイマイチです。

重症な患者さんにはストロンゲスト(一番強い)ステロイドが効果があります。

プロトピック軟膏についてはこちらを参照してみてください⬇️

今までのアトピー性皮膚炎に対する外用薬療法としては
このような感じでした。

しかし、去年(2018年)最新の薬が発売されました!!

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デュピクセント

この薬がアトピー性皮膚炎の最新治療です★

2018年1月19日にとうとうアトピー性皮膚炎の注射薬が承認を取得し、
同年4月23日より実際の治療が可能となりました。

かなり効果は高いので、条件が合えばオススメしたい薬です( ^ω^ )

 ・ステロイドやプロトピックなどで十分効果が得られている人は基本的に使用しません。
・15歳未満の方は使用でません
・高額な費用が支払える方。
(一定基準を上回ると医療補助がでる場合があります。)
・月2回(2週間に1回)必ず通院できる方
(2019年6月より自己注射が可能になりました!!通院回数も大幅に減らせます。)
・注射のみに頼らず、いずれは外用薬も使用していくので、
しっかり外用薬を継続できる方

最低限、このような条件が必要になってきます。

他にも様々な条件を考慮し、
医師、本人の判断で決めていきます。

※高額と言いましたが、
初月は注射3本で約7万円
2ヶ月めからは注射2本で約5万円

↑保険適用でこの額です‥

年収により高額療養費制度の対象になることがあります。
年収370万円未満、住民性非課税者の方は対象となるかもしれません。

とても高額の薬なので、
よく話し合ってから決定してください★

デュピクセントとは

デュピクセントは、「IL-4」と「IL-13」という物質(サイトカインと言う細胞同士の情報伝達を行うタンパク質)
の働きを直接抑えることで、皮膚の2型炎症反応(Th2細胞による炎症)を抑制する薬です。

少し難しいことを書きましたが、
要するに皮膚の炎症作用を引き起こす物質の働きを抑える効果のある薬ってことです!!

この作用によって、かゆみなどの症状や、皮疹などの皮膚症状を改善してくれます★

デュピクセントは投与開始日のみ、2本を皮下注射します。
その後は2週間に1回、1本を皮下注射します。

皮下注射なので、太ももや腹部、二の腕などに注射します。
感じ方は人それぞれですが、皮下注射なので比較的痛みは少ないです。

自己注射が可能になった

2019年6月より医療機関へ受診しなくても
自宅で自己注射ができるようになりました!!

約3ヶ月分まで処方できるので
これは患者さんにとって負担が大きく軽減されたことでしょう( ^ω^ )

デュピクセントの主な副作用

デュピクセント

ふらつき感、息苦しさ、心拍数の上昇、めまい、嘔気、嘔吐、皮膚のかゆみや赤み、関節痛、発熱
注射部位の腫れ、ヘルペス感染(口唇)、結膜炎などがあります。

私は実際処方してみて
結膜炎の頻度が高いと思います。

目やまぶたの炎症症状(赤み、腫れ、かゆみ、乾燥など)が見られたら
早期に眼科へ受診してくださいね!!

デュピクセントは免疫の働きを抑えるため、抵抗力低下によって、
寄生虫感染をしやすくなる可能性もあります。

寄生虫感染の方は治癒するまで本剤の投与を一時中止すべきです。

他にも何か副作用が出現したら、医師へ相談するようにしてください。

どのくらいの期間投与してれば良いの??

人にもよりますが、3ヶ月ほどで症状が軽くなってきます。 6ヶ月継続すれば皮膚の炎症も落ち着き、比較的良い状態が保てると思います★

デュピクセントを中止して、症状が悪化するようなら、
また再開することも可能なので、悪化する前に医師に相談して見てください。

アトピー性皮膚炎で大切なスキンケア

アトピー

皮膚のバリア機能が低下していますので、ステロイド外用薬などで治療しても、
スキンケアを怠ると大変なことになりますよ!!

皮膚は清潔な状態を維持してください。
刺激の少ない石鹸で(泡を立てて)軽く洗います。

風呂あがりや朝には必ず保湿剤を使用してください。
皮膚科で処方できるヒルドイドが一番効果があると思うので、ぜひ参考にしてみてください♩

炎症を抑えると共に、スキンケアをきちんと行うことがアトピー性皮膚炎の改善の一番のポイントだと思っています。

一緒に綺麗な美肌を目指しましょう( ^∀^)






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