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水虫
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爪に出来る水虫は爪白癬(つめはくせん)
足に出来る水虫は足白癬(あしはくせん)

と言います。

水虫はとても有名な病気ですが、それもそのはずです。

日本人では足の水虫は5人に1人、
爪の水虫は10人に1人も居るのです!!

水虫の市販薬はたくさん販売されていますし、一定の効果はありますが、
やはりしっかり完治させたいなら皮膚科で処方する薬を使用すべです。

水虫についてはこちらの記事を参照してみてください⬇️

水虫にはいくつかの薬がありますが、
20年ぶりに爪白癬に対して経口薬が発売されました!!

「ネイリン」という薬です。

今日はネイリンのあれこれについて解説していきます★

水虫の症状

水虫はジメジメした暖かい所を好みます。
だいたい温度15度以上、湿度70%以上になると活発に活動するようになります。

趾間型(しかんがた)

痒みはあったりなかったりの個人差がありますが、
足の指の間がじくじくしてふやけたようになり、皮が剥けることが多いです。
趾間型が患者さんの中でも一番多いです。

小水疱型(しょうすいほうがた)

強い痒みを伴うことが多いですが、痒くない場合もあります。
小さな水ぶくれが足の裏にできます。
これは2番目に多い型です。

角質増殖型(かくしつぞうしょくがた)

痒みはほとんどないことが多いです。
足の角質が厚くなって、ザラザラする・またはひび割れのようになることがあります。
水虫と気づきにくいので放置されがちです。。

爪水虫

親指の爪にできることが多いです。
爪が白くなったり、もろくなったり、厚くなったりします。

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爪水虫の薬

外用薬

2014年9月に「クレナフィン」
2016年4月に「ルコナック」
↑それぞれ発売されています。

内服薬

外用薬でももちろん正しく治療していれば完治しますが、
爪水虫は爪に薬液が浸透しにくいため外用薬では治りにくい傾向があります。

ですから、内服薬がとても効果的です。

「ラミシール」
1日1回、6ヶ月内服する薬です。
肝障害がある方や、白血球や血小板が少ない方は内服できません。
副作用として肝障害や白血球減少などを起こすことがあるため、内服中は月1回ほど血液検査をする必要があります!

「イトリゾール」
水虫では毎日1~2錠で使用しますが、
爪水虫ではパルス療法という1日8錠内服を1週間継続し、3週間休薬というのを3回繰り返します。
妊婦さん、肝障害がある方は内服できません。
こちらもラミシールと同様に、内服中は月1回ほど血液検査をしましょう。

「ネイリン」
この薬が最新経口水虫の治療薬で2018年7月に発売されました。
1日1錠で3ヵ月間内服することで効果が出ます。
まれですが、肝障害を起こすことがあるため、内服中は月1回ほど血液検査をします。

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ネイリンの効果

ネイリンは1日1回1カプセルを12週間投与します。

投与開始48週後における完全治癒率は59.4%、
著効率、有効率はそれぞれ83.1%、94.4%でした。

これほど効果のあるなのです。

足の爪自体、全て変え変わるのに1年かかります。
爪水虫も速攻に完治するわけではなく
少しずつ改善していくでしょう!!




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