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アレルギー物質
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特定の食材にアレルギーがある方やお子さんがアレルギーを持っている方
加工食品に何が含まれているか、注意して見ますよね。

謝って食べてしまい最悪の場合死に至ることもあるので
必ずチェックして食べるようにしていると思います。

アレルギーのない人には分からない
とても大変な苦労がありますよね。

他所で出された料理、ちょっと味見程度の物を友達から貰う
ってこともできず、とにかくアレルギー物質が入っていないか
毎回確認しながらでないと口に出来ないのですから・・・

そんな食品のアレルギー表示について解説していきます。

加工食品のアレルギー表示の義務

アレルギー表示
みなさん、どの食品にもアレルギー物質の表示がされていると思っていますか??
アレルギー物質の表示の方法にも様々な決まりがあります。
その決まりを知らずに居るとアレルギー物質を見逃してしまうことにもなりかねませんので
注意してください。

アレルギー表示の義務付けは容器包装された加工食品のみ

箱などの何かしらのパッケージや缶やビン、ペットボトルなど
の容器包装された加工食品のみ表示することを定めています。

これは義務なので必ず表示されています。

2015年にアレルギー表示制度が新しく!
実はアレルギーの表示制度は昔はありませんでした。
2001年(平成13年)に始まったのです。
まだ制度が始まってから約20年ほどしか経っていません。この制度は何度か見直しされて
最新ので2015年(平成27年)の4月から食品表示法として
公開されています。
※今までは小さい駄菓子などの容器包装の面積が小さい物には
アレルギー物質でも表示義務がありませんでしたが、
2015年の改定でどんなに小さい食品でも表示の義務が追加されました。
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必須は7品目のみ表示される

小麦
容器包装された加工食品で義務で表示されているのは7品目のみです!!

先生
みなさん一度は見たことがあるのではないでしょうか??
表示義務のある特定原材料7品目はこれらです!!
・卵(鶏卵以外のあひる、うずらの卵も含みます)
・乳(牛乳由来の物だけでヤギ、羊の乳は含みません)
・小麦(大麦、ライ麦などは含みません)
・えび
・かに
・落花生
・そば

加工食品を購入したら、表示を探して見てください★

この7品目以外にも表示が推奨されている20品目があります。
これらは「推奨」なので必ず掲載されているわけではありません。

アワビ いか オレンジ カシューナッツ キウイフルーツ
牛肉 くるみ ごま さば
大豆 鶏肉 バナナ 豚肉 松茸
もも 山芋 りんご ゼラチン いくら

先生
これらを避ければ良いことなのですが、注意が必要なことがあります!!
前に食べたことのある食品でも、原材料が変更されている場合があります。
購入するたびにしっかりと表示を確認するようにしてください。また、酒類には表示義務がないので気をつけてください。
知りたい場合は製造元などに直接聞いてみるしかないです。
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店頭販売の食べ物には表示義務がないので注意を!!

外食
小売店で作られたパンやお弁当、菓子などの包装されていない食品がありますよね。
これらの包装されていない食品にはアレルギー食品の表示義務がありません!!

また、外食の料理にも表示義務がないので食べる時は
しっかり販売者に確認してから購入してくださいね。

その場で調理してお客さんに提供する場合は
厳密なアレルゲンの検査が出来ないので
これらに表示義務がないのです( ゚д゚)

表示するアレルギー物質は別名で表記されることがある

アレルギー物質
アレルギー物質をチェックしている方にとって気をつけてほしいことがあります!!
実は先ほど書いたアレルギー物質には別名を書いてOKなのです。

これを「代替表記」と言います。

ですから代替表記された場合もしっかり自分が省きたい食材を見極められるようにしないといけません。

一例を挙げますので参考にしてください⬇️

アレルギー7品目 代替表記 その他の表記(例)
玉子、たまご、タマゴ、エッグ、あひる卵、うずら卵、鶏卵 ハムエッグ、厚焼き玉子
ミルク、バターオイル、バター、アイスクリーム、チーズ アイスミルク、プロセスチーズ、牛乳、乳糖、調整粉乳、乳たんぱく
小麦 こむぎ、コムギ 小麦粉、こむぎ胚芽
えび エビ、海老 サクラエビ、えび天ぷら
かに カニ、蟹 上海がに、カニシューマイ
落花生 ピーナッツ ピーナッツバター、ピーナッツクリーム
そば ソバ そば粉、そばがき

加工食品の原材料の表示方法

スーパーマーケット
加工食品のパッケージの裏によく表記されている例を挙げて解説します。

名称 食パン
原材料名 小麦粉、砂糖、マーガリン(乳製品を含む)、卵、パン酵母、乳化剤(大豆由来)・・・
原材料の中にアレルギー物質が使用されている場合は
その食品名の後にカッコ( )で、含まれいる物を表記しています。

上の表で言うと、マーガリン(乳製品を含む)と表記している部分です。

ちなみに「乳」ではなく、「乳成分を含む」と表記しているので、
これが「代替表記」になります。

※乳化剤(大豆由来):添加物に使用されている場合は「〜由来」と表記します。

先生
基本的に上の表のような表記方法をとりますが、
小さい容器包装などで表記するスペースがない場合は原材料名の最後に
カッコでまとめてアレルギー物質を記載する場合もあります!まとめて書いてしまうと、どの食材にどのアレルギー物質が含まれているか確認出来ないのがデメリットです。
注意喚起表示している製品も
意外とよく見かけませんか??
パッケージの端の方に「本品製造工場では〜〜を含む製品を生産しています」
などと書いてある注意書き。実はこれは注意喚起表示といいます。たとえ原材料には使っていなくても、
製造工場内で混入してしまう可能性もある場合は、食品メーカー親切心で注意喚起表示をしています。

表記は義務ではなく、あくまで親切心なので
記載していない加工食品もあります。

よーーく見て確認を!!

見る
とにかくよく「見て」ください!!
細かいって思うかもしれませんが、加工食品を安全に食すには見て確認しか方法がないのです。

表示の正しい見方を知らないと取り返しのつかないことになってしいまう可能性もあります。
正しい知識で安心して食事ができるようにしましょう。

 

 




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