新型コロナウイルスのワクチン特効薬が早く開発されないかなー
と誰もが願っていることだと思います。
ついに、
2020年５月中旬から新型コロナウイルスの治療薬として国内でもレムデシビルが承認されました！！
ちなみにアメリカではすでに重症患者に使用されている薬です。
この「レムデシビル」ですが、本当に新型コロナウイルスに効果があるのでしょうか！？
レムデシビルってどんな薬？？
レムデシビルというのはアメリカの製薬会社が作成している薬です。
点滴で投与されています。
実は、このレムデシビルという薬はもともと「エボラ出血熱」の治療のために開発を進めていた薬なのです。
まだ開発途中の薬ですので、世界のどこの国でも「正式に使って良いよ。」という承認が降りていません。
実際に投与されたのは海外のエボラ出血熱の方のみなのです。
ですが、残念ながらエボラ出血熱には効果がなかったとされています。。
副作用は？？
そんなレムデシビルですが、実際にどんな副作用があるのでしょうか。
実際に人に投与されたことが少ないので正確なデータがありません。
どんな副作用がどのくらいの頻度で出現するかは誰も分からないのです。
頻度は不明ですが、肝機能障害・下痢・皮疹・腎機能障害などの副作用が多いことがわかっています。
そして重篤な副作用としては敗血症ショック、重度の腎障害、低血圧などがあります。
この薬に限ることではありませんが、薬には副作用が付きものですね。
新型コロナウイルスに効果はあるの？？
実はレムデシビルより先に「アビガン」という薬が新型コロナウイルスに効果があると言われていました。
もしかしたらニュースでも聞いたことがある薬剤名かもしれませんね。
このアビガンの場合は軽症者では高確率で症状の改善が見られました。
ですが、重症者に対しては効果がなかったのです。
それに比べ、レムデシビルは重症者に対して症状改善が期待されています。
もちろん特効薬という位置付けではなく、あくまでも症状改善という薬です。
日本に導入されるまで
アメリカでは2020年5月１日より重症患者への投与が認められています。
日本では５月７日に特例承認されました。
新薬というのは開発から承認されて実際に人に使用するためには
たくさんのお金と労力と時間がかかります。
ですが、今回は急ピッチで必要な自体に置かれたので特別に承認されたのです。
５月中旬に使用開始となるので、重症者への症状改善を期待できるかもしれません。
高額なの？？
まだ色々未知な薬ですが、実際に値段はどのくらいなのでしょう。
薬は想像以上に高額なものがたくさんあります。
レムデシビルも高額にしてしまうと、貧困層が治療を受けることができなくなってしまうので、
様々な関係者が多くの人に治療薬が行き渡るように価格の引き下げを求めているところです。
実際に現段階では価格は決定していません。
最後に
新薬のレムデシビルについて現段階でわかっていることをお伝えしました。
今後の治療効果を期待したいところですね。
早く元通りの生活に戻れるようにもう少しみなさん頑張っていきましょう！
