患者さんから顔にシミができたから
診察ほしいと来院するケースはものすごく多くあります。
患者さんは顔に正常ではない色が付いていると全てがシミという言い方になります。
私だって勉強する前は顔の色のできものは全部シミだと思っていました( ゚д゚)
実は、皮膚科医にとってシミという病名はないのですが、
患者さんにわかりやすく伝えるために、私はシミという言葉をあえて使うようにしています。
シミの分類は??
教科書的には、
②老人性色素斑
③脂漏性角化症(SK)、雀卵斑(そばかす)
④肝斑
⑤炎症後色素沈着
と5つに分類されます。
それぞれの特徴は??
シミの主訴として一番多く来院されるのは脂漏性角化症、肝斑あたりでしょうか。
(1) 脂漏性角化症は30歳代から年齢が上がるほど増加し、
(2) 肝斑は20歳代から70歳代で見受けられる印象です。
その他
(1) 後天性真皮メラノサイトーシスは早ければ20歳代で出現する
(2) 雀卵斑は小児から成人
(3) 炎症後色素沈着はヤケドの跡など
最後に、、
シミと言ってもいくつか分類があります。
自分がどういう状態なのか知ることで今後の皮膚科での治療、スキンケアに役立てて行ってください。
ネットで調べたりしてもなかなか自分で診断するのは難しいと思います。
ですからシミ?と気付いたら早めに皮膚科へ行って正しい診断をもらってください!
初めは可能であれば皮膚科専門医を取得している医師に診察してもらうことをお勧めします!!
実は皮膚科と標ぼうするのは医師であれば誰でもできます。
しかもレーザー、光治療を当てるのは医師でないことも有ります。。
誤った診断を受け適切な治療を受けないと、高い治療費がかさむだけでなく、シミが逆に濃くなることさえ有ります。。
だいたいは施術前に同意書なるものにサインしているので泣き寝いりすることもあります。
正しい治療を早めに開始することが大切です★
次の記事もシミについてお伝えします。
自分の「シミ」について知識を深めましょう!