「卵」って料理もしやすく、美味しいし、
様々な物の使用されていますね。
ご家庭の冷蔵庫にはだいたい卵はストックされていることも多いと思います。
そんな重宝な卵ですが、
卵アレルギーの人からしたら恐ろしい食べ物です。
また、乳児が居て離乳食を開始した頃は
卵をいつ食べさせたらよいだろうか・・・
アレルギーを起こしたら怖いから
もう少し大人になってからにしよう。
って考えている保護者もいらっしゃると思います。
もし子どもが卵アレルギーを疑っている場合は
完全に避けているご家庭も多いと思います。
ですが、最新の研究で、
少量ずつ食べさせて、体に慣れさせる
ことが今後のアレルギー改善に繋がるということが分かってきました!!
特にアレルギーで悩まされることが多い食べ物
「卵のアレルギー」について解説していきます★
卵は早く与えるべき?それとも遅く?
赤ちゃんの離乳食を開始する5、6ヶ月頃、
我が子が初めて口にするものは、与えるのに緊張しますよね。
これを与えてアレルギーが出たらどうしよう
って考えながら与えている方が多いと思います。
年々、子供の食物アレルギーは増加していて、
3歳児への調査では6人に1人が食物アレルギーになっているようです。
その中でも一番多いのは、「卵アレルギー」です。
(次に牛乳、小麦の順に多いです。)
新しくアレルギーを発症した0歳児のうち57.6%が「鶏卵アレルギー」でした。
それほど多くの子供達が卵を食べられずに居るなんて
びっくりですよね。。
卵はアレルギーを引き起こすことがあるという情報から
多くの親は
「与えるのを遅くしよう、、」って考えに至るのだと思います。
ですが、、
卵黄を与える時期を早めましょう
今までは卵は7〜8ヶ月に開始するよう
言われていましたが、
実は2019年3月に厚労省から
「赤ちゃんが生後5~6ヵ月から卵黄を始めましょう」と発表されました!!
前倒しになったのは
なにか理由があるのでしょうか??
食物アレルギーになりやすいと言われている食品を
遅くしようと以前は言われていたものを、
むしろ早くから食べた方が
食物アレルギーを予防できるということが最近分かってきました!!
ある研究によると、卵を早い時期から食べ始めると
アレルギー発症率を約8割抑えることができたという結果があります。
これってすごいことですよね!!
ですから国も認めて早めるように通達したのです。
卵の与え方は??
まずは卵を固茹でしましょう。
最初から半茹でなんで絶対だめですよ。
しっかり時間を測って硬いくらいでいいので
火が通っているのを確認してください。
もちろん卵は新鮮なうちに使用すると良いでしょう!!
殻を丁寧剥いたら
まずは黄身からスタートします。
心配なら耳かき1杯程度から開始でもOKです。
後々増やしていけば良いのですからね♩
卵黄は3分の1個を白湯でといたものを与えてください。
そのままだとパサついてうまく飲み込めません。
滑らかにしてあげましょう^ - ^
卵黄が大丈夫そうで、量も少しずつ増やせたら、
次は卵白も同じように少しずつ初めていきましょう。
もし嘔吐や蕁麻疹(じんましん)、他の普段と異なった出現した場合は
様子を見てください。
心配であったら医療機関を受診すると良いでしょう。
呼吸困難や顔面蒼白など 緊急を要する場合はすぐに救急車を読んでください。事前にアレルギー症状について調べておくのも手です。
心配なら小児科の先生に相談すると良いでしょう。
最後に、、
誰もがアレルギーというのは怖いと思っていますね。
今後の為にもできたら全部避けるのではなく、
少しずつ慣らしていくことが重要です。
無理は禁物なので、
わからないことや不安なことは
小児科や皮膚科の医師と相談しながら進めていきましょう。