みなさん、転んで擦り傷が出来た、
カッターなどて指を切ってしまった
など日常的に傷が出来た場合にどう対処していますか？？
特に小さな子供がいる方は頻繁に傷を目にすると思います。
傷の手当てといえば、
ひと昔前だと傷口を消毒してガーゼなどをあてて、乾かして治す
と言うのが一般的でしたね。
今でも年配の方はよく乾かさないとって思っている方が多いです。
ですが、最近では、傷口を乾かさずに治す「湿潤療法」（モイストケア）が一般的になっています！！
湿潤療法（モイストケア）とは？？
湿潤療法は、別名「うるおい療法」とも言われています。
私たちの体が本来持っている力「自己治癒能力」を最大限に生かす治療法なのです。
人間を含めた動物には、けがや病気をしたときには自ら治そうとする力
「自己治癒能力」が働くのです。
よく動物が傷口をひたすら舐めてるのは傷口を潤すためです。
動物は治し方をよく分かっていますね〜。
傷が治る過程は？？
ケガをすると、まず出血が起こって傷口でかたまり、
浸出液と呼ばれる体液がしみ出します。
そして、皮膚や傷痕をつくる細胞が働いて、傷が治っていきます。
浸出液や血液が乾燥して固まったのが、あの茶色いかさぶただです。
浸出液には、傷を治すために必要な成分がたくさん含まれています。
この浸出液こそが治療にとってとても大切なのです！！
乾燥させるとうことは
この大切な浸出液を出さないと言うことです。
すると傷の治りが遅くなってしまいます。
そこで出てくるのが湿潤療法です！！
浸出液で湿らしおくことでかさぶたを作るよりも早く、きれいに治せます( ＾∀＾)
自宅で湿潤療法のやり方
自宅で湿潤療法を行うには、
まず傷が出来てしまったら傷口を水道水でよく洗いましょう！
その後、傷口が乾かないように「家庭用創傷パッド」などで保護します。
いざという時に常備しておくとスムーズに処置出来ますね( ^ω^ )
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うちには常に⇧これがあります。
子供が軽い怪我をしたらすぐに使用しています★
傷パッドは、浸出液を吸収するとゲル化して、傷口にふたをしてくれます。
傷口の乾燥を防ぐことで浸出液を保ち、治癒を促すという仕組みなのです！！発売当初は傷口の湿潤環境を保つ！？と多くの人が半信半疑でしたが、
今ではこの治療法が常識となっています。
ちなみに傷口を消毒する必要はありません。
消毒薬はばい菌を殺してくれますが、健康な皮膚の細胞も傷つけてしまうからです。
こんな時は医療機関を受診して！！
どんなに小さな傷でも化膿していて高熱が出ている場合は早めに医療機関を受診してください。
感染がひどくなると抗生物質や外用薬を使用しないと治療できない可能性もあります。
また、傷が深い、開いている、洗っても傷口に異物が残っている、
血が止まらない、動物にかまれた場合などは早めに受診してください！！
飼っているペットでも安全と思わず受診するようにしてくださいm(_ _)m
とにかく傷で不安でしたら
積極的に受診して医師の指示を仰ぎましょう！！
正しい治療をすることで傷口も綺麗に早く治すことができます★
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