「亜鉛華軟膏(あえんかなんこう)」って知っていますか??
もしかしたら子供のオムツかぶれやあせもなどで
処方されたことがあるかもしれません。
とても優秀なお薬なので紹介します★
亜鉛華軟膏とは??
皮膚を保護+炎症を抑える塗り薬です。
初めて見る人はびっくりするかもしれませんが、
本当に白い粘土のような塗り薬です( ゚д゚)
その名の通り、「酸化亜鉛」を含んでいます。
この酸化亜鉛という成分には、患部を保護し、炎症をやわらげる効果があります。
また、患部の浸出液を吸収して乾燥させる働きもします。
この2つの皮膚の保護と炎症を抑える作用で、
傷の治りなどを助ける効果があります!!
消炎作用はステロイドのように強くはなく、
とてもおだやかなので、軽い症状の場合に使用が向いています。
皮膚保護薬として長期に使っても副作用がほとんどない
赤ちゃんからお年寄りまで、安心して使用できる薬です★
夏のスキンケアにおすすめ
先ほど書きましたが、
亜鉛華軟膏は白い粘土のような薬です。
お世辞でも伸びが良い、塗りやすい薬とは言えません。
亜鉛華軟膏はぼてっと厚塗りすることが大事です!
「塗る」ってより、患部に「置く」ってイメージです。
患部を乾かすタイプの薬なので、
特に赤ちゃんのオムツかぶれに使用されることが多いのですが、
この厚塗りによって患部が守られます。
オムツの蒸れなどでかぶれてしまうこともあるので、
未然に防ぐために前もって肛門周囲に幅広く塗っておくのも
効果的です( ^ω^ )
ちなみにオムツかぶれについて詳しく書いているので
気になる方がこちらをクリックしてみてください⬇️
乾かす効果を利用して、
汗のたまりやすい肘やひざの内側、赤ちゃんの腿のつけねや首など
皮膚と皮膚がくっつくところに、あせもの予防になります。
ちなみに急に湿疹が悪くなったときなどに、
薬を塗って、その上にリント布(ガーゼ)などに亜鉛華軟膏を塗って
かぶせることにより、患部への薬の浸透率が上がります。
これを「密閉療法」といいますが、
薬の効きをよくするためのコツです。
特に亜鉛華軟膏は塗ったあともベトベトして
服についたりしたら落としにくいので、
患部に薬を塗った後、上からガーゼで保護することが多いです。
手の場合は亜鉛華軟膏を塗った後に
綿手袋をして密閉すると効果的です★
朝塗った薬は時間と共に吸収されて
夕方にはほとんど残っていない場合が多いですが、
落とすのも少し大変な薬です。
粘土のようなので、水で洗ってすぐに落ちるってわけにはいかないです( ゚д゚)
なかなか落ちない時はオリーブ油を染み込ませて洗い流すことが多いです。
決して患部をゴシゴシ擦ってはいけません。
むしろ亜鉛華軟膏は無理に落としきらなくて大丈夫です。
少し使い方がめんどくさいかもしれませんが、
慣れればとても良い塗り薬なのでおすすめしたいです!!
市販でも購入できる?
もちろん処方も出来ますが、
市販でも購入出来ます。
さらに嬉しいのが、安価で手に入るところです★
たっぷり使用出来ますね!!
もちろん我が家には常備してあります。
価格:685円 |
夏のスキンケアに購入してみてはいかがでしょうか??
綺麗な肌を目指しましょう( ^∀^)!