新型肺炎(コロナウイルス)の感染拡大が歯止めがかからなくなっていますね。。
新型肺炎+花粉+インフルエンザの影響もあって、店頭や通販からはマスクを見かけることがなくなりましたね。高額でマスクを転売している残念な人もたくさん居ます。
なんとかマスクを手に入れようと早朝からドラッグストアなどに並んでいる人も多いですが、
早くそんな日常から解放されたいですね。
街中を歩く人々の半数以上がマスクをしっかり着用していますが、
実は半数以上の人がマスクの着用方法が正しくありません!!
知らずに着用しているようですが、
私は「この人間違ってるなあ。。」なんて思いながら歩いています。
教えてあげたいですが、余計なお節介だと言われても困るので笑
患者さんでしたら一言伝えるようにしますけどね( ^^ )
最大限に効果が発揮できるように着用しましょう★
正しく着用しないとせっかく感染予防に努めている努力が水の泡です。
「なぜか?」というのをこれから解説していきます。
1自分に合ったサイズのマスクを
これは基本中の基本ですが、自分の顔に合ったサイズのマスクを選びましょう。
家族全員で同じサイズのものを使用している方も多いかもしれませんが、
これでは隙間からウイルスや花粉などが侵入してしまうので意味ありません。
「逆に耳が痛い」という方はマスクが小さすぎる可能性があります。
もちマスクの品薄で大きいサイズしかない場合は紐の部分を結んで調節しても良いかもしれませんね!
2マスクを顎(アゴ)にかけるのはNG
これは本当によく見かけますが、、、NG行為です!!
「ちょっと飲み物を〜」なんて時に顎にマスクをずらして飲むなんて仕草、
やったことがある人も多いと思います。
一度マスクを顎にかけてから戻すのがだめな理由は
顎に付いていたウイルスなどの飛散物が、マスクの内側に入り込んでしまう可能性があります。
一瞬だから〜
と思うかもしれませんが、一瞬でも顎にずらしたマスクは戻してはいけません。
ずらしたマスクは思い切って捨てましょう。
そもそも一日中同じマスクをするのはよくありません。
食事やなんらかの理由で外す毎に交換するのが望ましいです。
3マスクの「上下」「裏表」は間違っていないか
これは本当に多くの人が間違っていますよ。
最近のマスクは鼻の部分に針金が入っていることが多いので
その場合は針金が入っている方が「上」って分かりますよね。
ですが、もう一つ難しいのがどちらが表!?ということです。
注目するのはプリーツのひだの向きです!!
プリーツがある場合は、そのプリーツの山の部分が下方向になります。
この向きにひだがあることには理由があります。顔にフィットしやすく、息苦しさを軽減すると共に、
ウイルスや花粉などが下に落ちていきやすい構造になっているのです。
もしこれを逆向きに着けてしまうとひだがポケットの役割になってしまい
ウイルスなどを溜め込んでしまいますからね。
これだけは注意して着けてください!
ちなみに↓このような上下均等にひだがある場合は
広げたときにお椀型になると思いますので、
口元が広くなる谷側の方が裏側で、山側が表側と判断すると良いでしょう。
そしてもう一つのポイントとしては
「企業ロゴが入っている方が表側」になります。
もちろん会社も自分たちのマスクを宣伝したいので外側から読めるように作られています。
ロゴがないマスクの場合もありますが、
ロゴがある場合は目安にすると良いでしょう!!
4ゴムが接着されている面の確認
ゴム紐が接着されている面が裏だと思う人も多いようですが、
実はこれが100%とは限りません!!
とは言え、ほとんどのマスクの紐の接着面は外側にくるようにできているようです。
それにもしっかり理由があり、
ゴムが表側に付いていた方が、顔(頬 ほほ)への密着度が高まり、ウイルスの侵入を防ぎやすくなっているのです。
ご自分のマスクの付け方は正しくできているでしょうか。
早速見直してみましょう!!
マスクの外し方も重要!!
マスクの外し方も注意しないとせっかくの感染予防が台無しになってしまいます。
まず、口を覆っている部分は絶対触れてはだめです。
ここはウイルスなどが溜まっている場所になりますので、
触る時点で手にウイルスがたくさん付着してしまうのですから。
マスクを取る時にはゴム紐の部分だけをそっと持ち、
そのまま顔から外してください。
マスクの表面はバイキンだらけ!と覚えておく必要があります。
マスクを外したら手洗いうがいも忘れずに行ってくださいね。
みなさんが健康で過ごせますように( ^ω^ )