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太田母斑(おおたぼはん)って聞いたことありますか?

全人口の0.1~0.2%の方に見られるそうなので
それほど珍しい病気ではなく、もしかしたら周りの方にいらっしゃるかもしれません。

余談ですが、太田母斑というのは「太田」というのは人名で、発見者の名前がつけられています!
ということは太田母斑を発見したのは日本人ということになります★すごいですね~

太田母斑はシミの一種ですが、前回までの老人性色素斑肝斑雀卵斑とは見た目が違います!

軽症の場合は他のシミとの区別に迷うことがありますが、基本的に色調から診断は容易にできます。

シミというよりかはアザって感じで捉えて良いと思います。

・おでこ、目の周り、目、頬、鼻にできる
・通常は顔の片側に生じる(たまに両側にできることもあり)
・生後半年以内にできることが多い(生まれた時から存在することも稀にあり)
・境界明瞭なアザ
・色は灰褐色、紫褐色、深青
・1歳くらいまでと、思春期前後に色調が濃くなる
・女性に多く、男性の5倍
・稀に白眼のところに青色の色素斑が存在することがある

幼少期からできる青色であることが最大の特徴です!

原因は……
いまだにはっきりとは解明されていません。
胎児期のメラニンを作っている細胞の異常ではないか、と一応想定されているそうですが(>_<)

ってことなので、予防法ももちろんありません…

しかし、治療法はあります。

以前は保険適応外でしたが、約23年前から保険適応でレーザーでの治療が一般的に可能になりました。
より早い時期から治療開始するほうがレーザーの効果が高いと言われています★

患者さんは女性が多く心理的負担が多いと思います。気になったら皮膚科へ受診しましょう。

通常のシミより深い部分にあるシミのため、なかなか完治しにくいですが、~6回ほどの照射でだいぶ薄くなる方が多いですね!

まだ他にもシミはあります!次回もシミについて更新しますので気になる方は参考にしてみてください(*^-^*)



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