化粧水をたっぷり含ませたコットンでしっかりパッティングはNG？

化粧水をたっぷり含ませてしっかりパッティングは間違い！？

『化粧水をたっぷりコットンに含ませて・・・
１００回近くパッティング』

なんて方いらっしゃいませんか？？

確かにパッティングした後は肌がもちもちになって
しっとりした感じに仕上がりますが、実はこれは肌によくないのです！！

このもちもちの感じが好きで多くの女性がやっている方法ではありますが
正しい方法を身につけてほしいです。

肌荒れや色素沈着などに悩んでいる患者さんの中には
間違ったコットンの使い方が原因という方もいらっしゃいます。

顔は思っている以上に敏感な部位なので
しっかり化粧水をしみこませようと力を込めて叩き込んだり、

パッティングのやりすぎでコットンの繊維が肌に残ってしまう状態では
逆に肌を傷つけてしまいます！！

このような刺激の多い間違った方法でスキンケアを続けると
色素沈着やシミ、しわの原因になってしまいます。

１回や２回で急にシミになるわけではありませんが、
「塵も積もれば山となる」のように
日々の積み重ねで気づいたらしみ、しわ、色素沈着が！！
ってなってしまいます。

パッティングを使用する際は、
化粧水を含ませたコットンを肌に 「置く」のがポイントです。
決してパンパン叩き込んではいけません。

一カ所につき3回くらいを目安に、
顔全体にまんべんなく、化粧水を付けてください。

優しく置いてなじませるようにすると、肌への負担を軽減できます。

また、コットンを置くのはなく
コットンを滑らせてごしごし肌にこすりつけてしまうのは、負担がかかるのでNGです！！

コットンに含ませる化粧水の量はたっぷりでもカサカサで良くないです。

肌にあたる面に、化粧水が程よく含まれていればOKです。
もし化粧水の含ませ方にムラがある状態でパッティングすると
肌に負担をかけますので注意してください！！

ですが、コットンから化粧水が滴るほど含ませる必要はないです。
それはただの無駄遣いです。

「よく長時間パッティングすると肌の奥まで浸透する」
というのをよく聞きますが、完全な誤解です。

長くやっても奥まで化粧水が浸透するということはありません。

むしろ肌に刺激が加わるだけです。

さらにコットンもどんどん乾燥してきますし、よくないことだらけです。

コットンでもささっと終わらせるくらいで大丈夫です！！

その後は乳液やクリーム、美容液などを塗って
しっかり保湿してくださいね。

化粧コットンの選び方

個人的にコットンは値段相当だなあ。って思います(^ ^；)

本当なら毛羽立ちにくい上質なものを選ぶのがとても重要です。
毛羽立ちやすいものだと、摩擦で肌に負担がかかってしまうからです。

また、コットンの繊維が肌に残るものだと、繊維をとりのぞく際に
肌をいためてしまうこともありますので注意が必要です。

１００円均一で売っているコットンは正直どれも
毛羽立ちやすいですし、肌に繊維が残りがちです。

「手」で化粧水をつけるのはどう？？

fa-arrow-circle-rightメリット
手で化粧水をつける最大のメリットは
肌の調子や温度を直接感じられることです！！

今日はザラザラしている、少し火照っている・・・
などが分かるので、それに応じて化粧品を変えたりできますね。

また、手は暖かいので、顔に触れるだけで血行促進の作用があります。

fa-arrow-circle-rightデメリット
これはなんと言っても手の雑菌が顔につく
ということです。

やはりスキンケアは清潔な手で行いたいですよね。

最後に、、、

コットンでも手でもどちらが正解というのはありません。
自分自身であっているな。って思えるものを選択してください。

共通して言えるのは、手でもコットンでも清潔に、かつ肌に刺激を与えないようにしましょうね！！