なにかと邪魔もの扱いされる「皮脂」
テカりや化粧崩れの原因になってしまったり、
見た目が脂っぽくて嫌だって方もいらっしゃると思います。
あぶらとり紙が手放せないという方も多いですね。。
若い時は盛んだった皮脂分泌も20代半ばを過ぎたあたりから
皮脂分泌の少なさを感じると思います(+o+)
これこそお肌の折り返し地点というやつです(^_^;)
皮脂をただの悪者扱いしないで、どのような効果があるのかしっかり
学びましょう!!
化粧品のクリームとは…
さまざまな化粧品クリームがありますが、との物にも共通したことがあります。
それは…保湿クリームの目指すものは私たち自身の「皮脂」なのです。
クリームは所詮、皮脂をマネして作られた皮脂の代用品とも言えるでしょう。
要するに皮脂こそ「最上級のクリーム」なのです!!
そんな天然のクリームを無理やり取ってしまうのはもったいないですよ( ;∀;)
皮脂の重要な働き
肌の乾燥を防ぐ
肌の柔軟性を保つ
細菌や病原菌などの繁殖を防ぐ
ざっとこのような作用があります★
特に「細菌や病原菌などの繁殖を防ぐ」というのは大切で、
お肌の表面には、常在菌と呼ばれる良い働きをする菌が居るのですが、
この菌は、皮脂をエネルギー源として生きています。
良い菌が皮脂を分解することで、お肌の表面は弱酸性に傾くのです。
弱酸性に傾くことで、酸に弱い細菌などの繁殖を防ぐことができます。
ですから、適度な皮脂も必要ということです!!
完全に脂を取り除こうとして、過剰な洗浄をしてしますと上記のような重要な役割を果たせなくなってしまいます。
あぶらとり紙の間違った使い方
あぶらとり紙を使用するにあたって間違った使用方法をしてしまうと大変なことになってしまいますよ。
どんどん取れるからって何枚も何枚も使って‥
またさらに取れるから楽しくなってさらに使う。
全然脂が良くならない!!
このような経験はありませんか?
それはおそらく、皮脂を取りすぎてしまっています。
肌は皮脂を取りすぎると「皮脂が足りなくなった!もっと脂を出せ!」って、
余計に皮脂を出そうとします。
要するに、取れば取るほど皮脂の分泌量が増えてしまう、という悪循環なのです。
もしあぶらとり紙を使用するのであっても、取りすぎないことがとても大切になってきます^ ^
やるとしても1日1〜2回、
Tゾーンだけ行うのがベストだと思います⭐️
それと、大事なのがいつも言いますが、肌を擦らないこと!!
軽く押さえる程度で大丈夫です。くれぐれもゴシゴシやらないように注意してください。
適度な皮脂はとても大切です。
皮脂が私たちの肌を守ってくれるのです♪